はらぺこあおむしの思い出

私の娘ははらぺこあおむしの絵本や歌がとにかく大好きだった。

大きくなった今でもはらぺこあおむしのファンだというから相当なものだ。
はらぺこあおむしといえば娘がまだ小さかった頃に起きた出来事を思い出す。
娘が3歳ぐらいの時にバスで一緒に少し遠くまで冒険に行こうとなったのだが、その時娘は途中から気分が悪くなったっていうか機嫌が悪くなってしまって泣いたりぐずったりとても大変だった。
電車の中でもぐずぐずしていて今日はもう来なければ良かったと思ったぐらいだったが、その時後ろに座っていた男性のご老人がおもむろにはらぺこあおむしを歌い出したのだ。
とはいってもあまりにも音痴だったので最初ははらぺこあおむしだと分からないくらいだったのだが、歌詞を聴いてるうちにはらぺこあおむしの歌だと気がついた。
その歌のクオリティが低いために周りの乗客からは笑いが起こったが一番笑っていたのは娘だった。
今でもその後老人には感謝をしているし、いつか自分もそんな老人になりたいと思った。